原体験かるた

原体験かるた

Prototypical experience KARUTA
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時代が変わっても、子どもたちに必要とされる直接体験

自然物を対象とする、五感を通した幼少期の直接体験は、時代が変わっても子どもたちに必要とされる大切な原体験です。対象となる自然物としては、文化の歴史からみて、火、石、土、水、木、草および動物の七つを考えるとよいでしょう。また、単に触った、嗅いだ、味わったという体験だけではなく、視覚や聴覚を複合させた体験が大切です。自然物で物を作ったり、遊んだり、探したり、採集・飼育・栽培したり、更には生活の基礎基本に関わる体験、暗やみ・飢え・渇きなど情感や意欲に関する体験も含めて原体験を考えることができます。

自然から得られる原体験は、科学的な考え方の基礎になる体験です。これに身近な科学の不思議を実物に触れて感じていく「科学原体験」を加えた子どもの頃の直接体験は、理科嫌い・科学離れが進んでいる昨今、ますます必要になっていると考えられます。

この原体験カルタは、遊びを通して自らの原体験を振り返り、次世代に伝える契機になることを願い作成しました。

原体験カルタを見てみよう!

下部のひらがなをクリックすると「絵札」「読み札」「解説」のサンプルを見ていただけます。

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